![]() | 小松尾山 不動光院 大興寺 |
![]() | 住所 | 香川県三豊市 | |
TEL | 0875-63-2341 | ||
宗派 | 真言宗善通寺派 | ||
ご本尊 | 薬師如来 | ||
御真言 | おん ころころ せんだりまとうぎ そわか | ||
ご詠歌 | うえおきし 小松尾寺を ながむれば 法の教えの 風ぞ吹きける |
【小松尾山 不動光院 大興寺 / こまつおざん ふどうこういん だいこうじ】
四国八十八ヶ所霊場の第六十七番札所。822年嵯峨天皇の勅命により弘法大師が熊野三所権現鎮守の霊場として開創。かつては真言宗と天台宗の二大宗派によって管理された珍しい寺院。仁王門は国宝指定、仁王像は鎌倉時代の運慶作で四国一古いものとされる。仁王像の頭部分は江戸時代に作り替えられており、これには次のような逸話が伝えられる。その昔、吉三郎とお七という恋仲の2人がいた。吉三郎との恋仲を反対されたお七は、悲観の果てに江戸の町に放火をし処刑されてしまう。残された吉三郎は、お七の冥福を祈って四国遍路に出る。吉三郎が大興寺を訪れた際、仁王像の首が傷んでいるのを見た。お七の供養として新しい首を納めるため、吉三郎は傷んだ首を背中に背負い、修復のための寄付を集めに四国中を歩いたという。
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