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2018年06月15日
僕とあのおじさんチームとの出会い
皆さん、こんにちは。
添乗課・佐藤です。
始まりましたね、サッカーワールドカップ。
開催国、ロシア(FIFAランキング70位)が下馬評を跳ね除け、みごとサウジアラビア(67位)に勝利しました。
それも5-0…!
どうしたサウジ?あの日本を苦しめた粘り強いしつこさはどこに行ったんだ?www
そして頑張れニッポン!おじさんチームだってまだまだやれるって事を証明して下さいwww
さて、本日はこちらをおススメ!
「おじさん」というか、こちらはもう「おじいちゃん」でもバリバリ現役な方たち…
【A808 ベンチャーズ ジャパン・ツアー2018】
ここから思い出〜〜〜
遠い昔、僕が小学生の頃、住んでいたのは信号が1つしかないチョー田舎。
遊ぶところといったら、学校の校庭やまわりの山や海しかなく、毎日々まっ黒く日焼けして犬のようにかけまわる事しか楽しみがなかったけど、現代のようにゲームもなくてCS放送もないから、それが当たり前で満足していた。
小学校の高学年になり、ある日友だちのG君の家に遊びに行った時、G君は普段は入らない部屋に僕を招き入れた。
そこは父親の部屋でオーディオセットと無数のレコードが並べてあった。
ふいにG君が「うちのアニキがこれ好きなんよ」と一枚のレコードジャケットを僕に見せた。
そのジャケットはどう見ても田舎の少年には理解できない異形のモノで、4〜5人の男が顔を白塗りにして、歌舞伎役者のような黒の隈どりをした、いかにも気味が悪いジャケットだった。
「オレも、今こればっか聴きよるんよ」
とG君が言う。
「えっ、こげなもん聴きよるん?」
僕はG君がこんな恐ろしいものを聴いている事よりも、いつの間にか僕がオレに変わっていた方がショックだった。
それから、なぜか部屋のカーテンを閉められ永遠とその気持ち悪いヘビメタを聴かされた。
「ごめん、僕帰るけん」
訳分からない英語の雑音をさんざん聴かされた僕は、早く家に帰って田原俊彦のカセットテープを聴きたくなっていた。
帰り際にG君が
「オレ、いまギターもしよるけん、今度はギターを弾いちゃるね」
と。
「う、ううん。じゃまた今度ね」
そう言ってG君のギターを聴く約束をして足早に玄関を出た。
それから、数日後。
G君からお誘いがきた。
「オレ、すっげーテクニック身につけたけんよ。見せちゃるけん放課後うちに来(き)ぃよ」
僕は了解したものの、またあのグィ〜ンとかギャンギャンとか鳴るエレキギターの餌食になるのかと半ば諦めながらG君の家へ。
G君はアニキのエレキギターをこっそり自分の部屋に持ち込み、アンプも付けて準備万端だった。
「いい?見ちょってん、もうかっこいいけん」
とG君は真剣な顔でエレキに手を添えひと呼吸した後、
「テケテケテケテケテケテ〜ん」
僕は一瞬何が起こったか分からなかった。
あ然とする僕をみたG君はもう1度
「テケテケテケテケテケテ〜ん」…
これが僕とベンチャーズの初めての出会いだった。
〜〜〜おわり
あの名曲「パイプライン」はもちろん、ベンチャーズの最強ラインナップは必聴です!!
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