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お遍路日記

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2015年11月09日

涅槃の境地へ〜其の五拾六、秋の団参祭り〜


突然ですが、『利益』という言葉について最近考えます。

これを「りやく」と読むか「りえき」と読むのかで大きな違いが生じます。
我々の仕事は、仕事とはいえ仏様に関わっており、色々な「ごりやく」を授かっていると思います。
「りえき」だけを求め過ぎてこの「ごりやく」を蔑ろにしている場面にも遭遇します。
このバランスを取るのは非常に難しいですが、大事なことだと感じるので、それを大切に励んでいこうと思う吉田でした。
頂けるものならどちらも頂けるとこの上無き幸せですが(笑)

さて、"●●パン春のパン祭り"というのを耳にしますが、先月はそれが如く"初秋の団参祭り"が繰り広げられておりました。
正直にお伝えしますと、めちゃくちゃきつくてこのまま黄泉の世界に堕ちるかと思いました(汗)

そんな中で何よりもありがたく、修行になりましたのは10月2週目に頂きました『真言宗青教連法親会様』、そして翌週の『九州八十八ヶ所百八霊場会様』のご旅行です。
各寺院様のご協力の元、沢山の方がご参加頂き、総勢で450名様程のお手伝いをさせて頂いたまさに大人の修学旅行でした(笑)
どちらの団体様も、周年行事と開創1,200年の高野山参りをして、更にはお伊勢さんにも参拝するというスペシャルな内容の3日間でした。

法親会様においては、開創記念に薬師如来様がご開帳した「金堂」内で法要が執り行われ、記念事業に相応しい法会となりました。
2日目に催された法要を後にして、その日は伊勢志摩まで移動して夜は大宴会が行われました。
個人的には少々飲み過ぎまして、鼻血が出たり粗相もございましたが(汗)、我が国における尊い神宮も参拝して最後まで滞りなく終了致しました。

一方百八霊場会様においては、先発と同じく新幹線で新大阪まで大移動し、同様に2日目に法要が行われました。
こちらはお大師様のお膝元「奥の院」にて法要が実施され、厳粛な雰囲気が記念事業を後押ししました。
法要後は伊勢志摩の方で宴会し、3日目はお伊勢さんにも参拝して無事終了しました。

しかし私は個人的にまたやらかしてしまいました。
各号車で添乗員さんが最後のご挨拶をしたと思うのですが、私も同じようにマイクを取らせて頂きました。
挨拶をしているうちに今までやってきた辛かったこと、またその成果が果たして出たのか、お客様は喜んでくれたのか…と色々自問自答が頭に浮かんで、気付けば皆様の前で大泣きをしておりました(恥)

「皆さんに伝えたいのはただ一言、ありがとうございました」とガイドさんにマイクを返した後もしばらく涙が止まらず、ガイドさんに「いつまで泣いてるの!」と突っ込まれる始末でした(苦笑)
きっと皆様からは鼻血と涙の吉田ということで覚えて頂いたことでしょう(笑)

本当に貴重な経験をさせて頂き、それがあっという間に終わって夢のようにも思える今日この頃です。
この旅に関わって頂いた関係寺院様、各業者の方々、お客様に心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました!!





写真:素晴らしい法要を下さったご住職様達






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